調理師免許試験内容
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調理、栄養及び衛生に関して必要な調理師の知識及び技能について、都道府県知事が行います。
・受験資格(下記の2つの条件を満たすこと)
(1)中学校を卒業していること。又は、これと同等以上の学歴があること。
(2)飲食店等において2年以上調理の実務に従事した経験があること。
・実施時期(および回数など)
調理師免許試験の時期は各都道府県により異なりますが、大都市の場合、春と秋の年2回行われます。情報誌に2ヵ月前から掲載されます。
・願 書……願書受付場所:各都道府県庁、または保健所にて願書をもらいます。
調理師免許試験の手続きに必要なもの
・「受験願書」
・「調理業務従事証明書」
・「最終学校卒業証明書ないし卒業証書」
・「写 真」
・「戸籍抄本」
・「受験料」※各都道府県により違います
※原則として調理師免許試験の「郵送による出願」は受け付けていません。
調理師免許試験科目
学科(調理師免許試験科目)
調理師資格を得るためには、「調理師養成施設」に入る方も、2年以上調理実務を積まれる方も、双方ともに勉強すべき『学科』です。
・食文化論
日本の食の文化史(伝統料理などから現代の食事までの変遷)や調理師の社会的役割、調理関係業界の仕組みなどについて学びます。
・衛生法規
「一般衛生法規」「環境衛生法規」「労働衛生法規」「学校保健法規」「消費者保護関連法規」など衛生行政にかかわる法律を学びます。
・公衆衛生学
公衆衛生を実践するための技術や方法のことであり、疾病予防や伝染病などについて学びます。
・栄養学
体を構成する栄養素の働きを中心に、年齢や病中に応じた正しい食生活などについて学びます。
健康の増進を図るために、どんなものを食べればいいか、各食材の働きを詳しく学びます。
・食品衛生学
飲食物が原因で起こる感染症や食中毒などを予防する知識などを学びます。
・調理理論
調理による食品成分の変化(栄養素の損失や味の違い等)や調理器具などについて学びます。
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